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令和 3年第10回定例会(第6号12月20日)

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  1. 倉吉市議会 2021-12-20
    令和 3年第10回定例会(第6号12月20日)


    取得元: 倉吉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    令和 3年第10回定例会(第6号12月20日)                  倉吉市議会会議録(第6号) 令和3年12月20日(月曜日)   第1 委員長報告並びに同報告に対する質疑   1 生活産業常任委員会委員長   2 教育福祉常任委員会委員長   3 総務建設常任委員会委員長 第2 付議議案の討論・採決 第3 委員会の閉会中の継続調査について 第4 追加議案の審議 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第4まで  ◎日程第5 緊急質問                   午前10時30分 開議 ○議長(福谷直美君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。
     本日届出のあった事故者は、議員及び当局ともございません。  以上、報告いたします。 ○議長(福谷直美君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 委員長報告並びに同報告に対する質疑 ○議長(福谷直美君) 日程第1、委員長報告並びに同報告に対する質疑を行います。  まず、生活産業常任委員会委員長の報告を求めます。  17番福井議員。 ○17番(福井康夫君)(登壇) それでは生活産業常任委員会委員長報告をいたします。  12月13日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、12月15日に委員会を開催し、担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。  まず、議案第80号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第86号 倉吉市税条例の一部改正について、議案第87号 倉吉市成長発展基盤強化のための固定資産税課税免除に関する条例の一部改正について、以上2件の条例案件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第93号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第12号)のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第94号 まちかどステーション及び倉吉線鉄道記念館指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、陳情の取扱いについて御報告いたします。陳情第12号 「市民の声」のHPへの公開と開かれた行政の推進については、異議なしにより採択すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、生活産業常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(福谷直美君) 次に、教育福祉常任委員会委員長の報告を求めます。  5番鳥羽昌明議員。 ○5番(鳥羽昌明君)(登壇) 教育福祉常任委員会委員長報告をいたします。  12月13日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、12月15日に委員会を開催し、担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。  まず、議案第79号、令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第10号)の専決処分のうち、当委員会の所管する部分につきましては、承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第80号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第81号 令和3年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第82号 令和3年度倉吉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上2件の特別会計補正予算については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第88号 倉吉市国民健康保険条例の一部改正について、議案第89号 倉吉市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、以上2件の条例改正については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第93号 令和3年度倉吉市一般会計補正(第12号)のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、陳情の取扱いについて御報告いたします。  まず、陳情第13号 保育所等最低基準職員配置面積基準)と、保育士の処遇の抜本的な改善を求める意見書提出については、採択すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第14号 倉吉市高校生等通学費助成事業に関する陳情につきましては、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、教育福祉常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(福谷直美君) 次に、総務建設常任委員会委員長の報告を求めます。  9番米田勝彦議員。 ○9番(米田勝彦君)(登壇) 総務建設常任委員会委員長報告をいたします。  12月13日の本会議において、当委員会に付託されました議案を審査するため、12月15日に委員会を開催し、担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。  まず、議案第79号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第10号)の専決処分のうち、当委員会の所管する部分につきましては、承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第80号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第83号 令和3年度倉吉市上北条財産特別会計補正予算(第2号)につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第84号 令和3年度倉吉市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第85号 令和3年度倉吉市下水道事業会計補正予算(第2号)、以上2件の事業会計補正予算につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第90号 倉吉市水道事業給水条例及び倉吉市下水道使用料条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第91号 小集落改良住宅市単独住宅都市再生住宅及び特定公共賃貸住宅指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第92号 鳥取中部ふるさと広域連合規約の変更については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第93号 令和3年度倉吉市一般会計補正(第12号)のうち、当委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、陳情の取扱いについて御報告いたします。  陳情第10号 鳥取県内放射性廃棄物最終処分場を建設させない議会決議のための陳情であります。陳情第11号 放射性廃棄物を生む原子力発電の停止を求める意見書提出についての陳情であります。以上2件の陳情については、いずれも全員賛成により、趣旨採択すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、総務建設常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(福谷直美君) 続いて、ただいまの報告に対する質疑を求めます。  まず、生活産業常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、教育福祉常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。 ○17番(福井康夫君) 議案第79号の専決処分について、教育福祉常任委員会委員長に尋ねたいと思います。これは、令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第10号)についてでございますが、内容は子育て世帯への臨時特別給付金給付事業であります。この議案審議の経過を委員長にお尋ねする次第です。特に、年内に一括10万円を支給したほうがよいといった、こうした意見、一般質問でも取り上げましたけれども、委員会でのやり取り、そして今、コロナ禍にありまして事務作業の煩雑さは年度末にもかかり、相当な負担がかかることや、倉吉市では市長選挙の準備にも追われるだろうと思われます。残りの5万円をクーポンにすることについて、一括現金給付の動きが当時加速していた時期であったと思います。したがって、委員会での議論をぜひ聞いてみたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○5番(鳥羽昌明君) 委員会での議論について簡単に説明をさせていただきます。  まず、執行部から、本市の方針とスケジュールについての説明がございました。ゼロ歳から高校3年生までの計7,280名への先行して行う5万円分の予算についての専決処分であること、給付に関しては、国が示した3パターンのうち、本市は現金給付で決定したこと。残りの5万円については、本定例会最終日追加予算として提案すること。先行の5万円について、児童手当のフレームで行う分は12月22日に振込、その後、残り5万円についての案内を行った後、1月中旬をめどに支給予定であること。また、申請が必要な高校生等については、議決後、一括10万円の申請の案内を行い、1月中旬めどに振込の予定であることなどの説明がございました。  委員からは、年内一括10万円、他の自治体でも実施しているようだがという質問がございまして、それに対する執行部の答弁は、申請不要なプッシュ型の場合、贈与契約成立のための意思確認を行う必要があることから、ある程度の期間が必要であるとの説明がございました。また、ほかの質問としましては、高校生など申請が必要な場合の締切りの設定はあるかという質問に対して、執行部からは、特に設けていないが、令和3年度事業であるため、国からの方針が示されればしっかり対象者に周知をしたい、このようなやり取りがございました。以上です。 ○17番(福井康夫君) 委員会やり取りをお聞きしました。ありがとうございました。この案件につきましては、国の方針もなかなか決まらないという中で、ぎりぎりの日程だろうと受け止めております。最終的に本日の最終日には追加での議案が予定されるということで、私どもも受け入れていきたいと。ぜひその方向を取り組んでいただくように思っております。委員会でのやり取り、ありがとうございました。分かりました。終わります。 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、総務建設常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。 ○10番(佐藤博英君) 委員長には、陳情第10号、放射性廃棄物最終処分場を建設させない議会決議、それから陳情第11号 放射性廃棄物を生む原子力発電の停止を求める意見書提出についてということです。これが趣旨採択となった、私は採択すべきだと思うんですが、そこを趣旨としたのはどういう理由なのか、その辺のことを伺います。 ○9番(米田勝彦君) お答えいたします。  第10号につきましては、放射性廃棄物がこの陳情の内容ですけども、放射性廃棄物をガラス個体化して地下300メートルに埋めるというものであります。その場所を国内のどこかに建設したいという陳情であります。それで、これに対して反対してほしいというのが陳情の概要ですけれども、ある委員からは、ある、ないとなるとないほうがいいけども、日本のどこかにしなければいけない。ここはいけないが、ほかにはいけないという議論なのかというようなことが質問、意見がありました。それからまた、第10号ですけども、県内には以前、1987年に非核自治体宣言が出されておりますけども、これは全市町村が採択しているのかという質問がありました。  ただ、この廃棄物のことに関しては、不採択したということは書いていないということでありました。また、非核宣言をしたということですけれども、非核というのは軍事的な意味なのか、それとも廃棄物としての非核なのか分からないという委員の質問がありました。  また、他の委員では、県内に最終処分場を建設することを反対する。これは、この委員会だけが決められることではないのではないかという意見もありました。そういった意味で、趣旨採択でいいのではないかという第10号についての意見がありました。  第11号につきましては、これは放射性廃棄物を生む原子力発電の停止を求める意見書提出についてでありますけれども、ある委員からは、全部原子力を止めて今の電力需要を賄えるかというと、今の現状では到底無理だと思う、そういった意見もありました。全部止めてしまえば事業も成り立たなくなるのではないかという意見もありました。気持ちは分からないでもないということで、以上2点は趣旨採択ということになりました。 ○10番(佐藤博英君) 分かりました。全部電力がこの間までは止まっていました、原子力はね。でも、供給に問題がなかったわけです。それはそれとしていいんですが、気持ちは分かるがということだと思うんです。あとは討論で行いますので、議長、よろしくお願いいたします。 ○17番(福井康夫君) 総務建設常任委員会委員長にお尋ねをしたいと思います。議案第93号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算のうち、第12号でございます。これは12月13日に追加分として提案されました補正予算であります。補正額は5,639万円余でございますが、この中には今年7月の豪雨災害、豪雨による道路・河川の災害復旧費や、原油価格高騰対策として21万円ではありますが、公衆浴場確保対策などが含まれておりまして、極めて生活に密着した補正予算で急務だと思います。  そして、今回この中に庁舎等管理費、これ524万円余でございますが、この524万円余が含まれております。議長室議会事務局の改修となっております。私は、コロナ禍にあって、この職場環境が狭隘のために広げたいと、このことは理解します。今、議長室の改修に緊急性があるのかなと思うわけでございますが、この辺り、委員会での議論について委員長に経過をお尋ねしたいと思います。 ○9番(米田勝彦君) 福井議員の質問にお答えいたします。  この議案第93号につきましてでありますけども、説明は受けましたけれども、委員からの質疑はありませんでした。 ○17番(福井康夫君) それは庁舎管理等について議論はなかったということでしょうかね。そのほかはあったでしょうから、簡単に議案のこの第12号分についてどうだったでしょうか。私は、庁舎管理の分にも、やはり議会としても、議員としても議論をしてほしかった。なかったということのようですが、じゃあ、この議案全体についてはどういう議論されたのか、その報告をいただけたらと思います。 ○9番(米田勝彦君) お答えします。  議案第93号につきましては、リースの公用車自動車賃借料についての説明がありました。台数は何台なのか、14台。それから、全部軽自動車か、いうような質問がありました。以上であります。 ○17番(福井康夫君) えらい簡単過ぎて、ちょっと議論がどの程度されたのか全く不明でございますけれども、しっかりとこの辺りというのは、やはり緊急性あるものということ等を踏まえて、そうした部分を委員会としては執行部にただしていったり、しっかり議論していただきたいと思います。終わります。 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  日程第2 付議議案の討論・採決 ○議長(福谷直美君) 日程第2、付議議案の討論・採決を行います。  初めに、議案及び陳情について一括して討論を求めます。討論の通告がありますので、発言を許します。  10番佐藤博英議員。 ○10番(佐藤博英君)(登壇) それでは、討論を行います。  先ほども委員長に質問いたしましたけれども、陳情第10号、11号について、委員長報告趣旨採択でありましたが、反対の立場から討論をいたします。  この2つの陳情は、原発から出る放射性廃棄物最終処分場鳥取県内に建設しないこと、また、国内の原発は再稼働しないこと、そして再生可能エネルギーへの転換を求めているものであります。  そもそも原発は、その廃棄物処理の技術を開発しないまま稼働を許可・推進してきたことに根本的な問題があります。原発映像を見ても、広大な土地に廃棄物の入った巨大タンクが半永久的に次々と並んでいく、国がこれを推進し、電力会社への多額の補助金を出し、原発建設を受け入れた自治体にも後戻りできないほどの助成が毎年毎年行われ続けています。あの福島第一原発では、10年以上経てなお多くの住民が避難生活を余儀なくされています。さらに、その汚染水を2年後に薄めて海に流す計画を国は取っていますが、大きな反対が今沸き起こっております。こうした国の原発政策をやめることこそ、未来に対する責任ある態度ではないでしょうか。  今、島根原発2号機、3号機についても再稼働に向かっていますが、気象的にも地震災害を見ても、ここ鳥取県も極めて危険な状況になります。さらに、経済産業省最終処分場として鳥取県内、中部でいえば湯梨浜町、琴浦町、三朝町などを上げています。その処分法が安全かどうかは科学的にも証明されていません。今、米子市、境港市では、再稼働についての住民投票条例制定のための署名活動が行われ、その数は規定数を上回って、今、議会に提出される予定であります。何かあれば取り返しのつかない危険を持っている原発、今後なくしていくのは当然のことだと私は考えます。趣旨採択では意見書を送ることもできません。倉吉市民の安心・安全を守るために、この2つの陳情を採択することを議員各位に強く訴えまして、討論といたします。 ○議長(福谷直美君) 討論を終結することに御異議ございませんか。  鳥飼議員。 ○11番(鳥飼幹男君)(登壇) それでは、私からは、陳情第14号、委員長報告は採択でございましたが、反対の立場で討論をいたします。  第12次倉吉市総合計画のスローガンは「元気なまち、くらしよし、未来へ!」であります。つまり元気な倉吉市を未来へ引き継いでいく、このためにも持続可能な地域づくり、このことを進め、将来世代へときっちりと引き継いでいく、この努力を重ねていくことが私たち議員に課せられた責任である、このように思います。高校生通学費助成につきましては、一般質問で議論をさせていただきましたが、改めて本市の現状を踏まえて何点か述べてみたい、このように思います。  まず、1点は、持続可能な地域づくりへの危機感であります。令和2年、国勢調査の確定値が先月11月30日に総務省より発表されていますが、本日は、皆さんの元に速報値の表を配付させていただいております。確定値とは数字が違いますが、非常に分かりやすい表でありますので、この表を使わせていただいてお話をさせていただきたいと思います。  まず、この速報値の倉吉市の人口であります。そこにありますが、約4万7,000人、前回調査、これは平成27年に行われておりますが、これと比べて真ん中の表ですが、2,518人減少し、前回の減少率が3.3%でした。そして今回は5.1%と、減少幅が拡大しております。この表を見て分かるように、4市の中でも、例えば米子市は1.3%、鳥取市は2.6%であります。ところが、倉吉市は5.1%と非常に減少率が大きいことがこれを見て分かっていただけると思います。  また、裏面でありますが、これは市町村別世帯数が書かれております。これを見ますと、倉吉市は1万8,240世帯、前回と比べて、真ん中の表にありますが、308世帯も減少し、県内19市町村の中で一番減少率が大きいのは倉吉市であります。4市の中で、見ていただいて分かるように、米子市は1,718世帯増えています。鳥取市は776世帯増えている。4市の中で倉吉市だけが減少しているわけであります。  私は、こうした現状を見たときに、倉吉市は人口減に歯止めをかけるどころか、減少スピードが加速している、このことに強い危機感を持っているわけであります。議員として、本市のこの現実をしっかり受け止め、持続可能な地域戦略に向けて真剣に向き合っていかなければ、地域の持続性は保たれなくなってしまうという危機感がこの表に表れております。  2点目に、こうした本市の現状の中で、中部圏域外の高校への進学を推奨する、そうした通学費助成には疑義があるということであります。一昨日の18日の日本海新聞鳥取中央育英高校のことが載っておりました。鳥取中央育英は、県中部中学卒業予定者数の減少や近年の定員割れの状況を上げ、普通科体育コースを廃止をして普通科に統一、4学級160人から3学級120人に変更するとした県教委の方針が発表されております。このことは中部の高校統廃合の議論につながり、中部から高校が消える、こんな状況に陥ることになれば、中部の高校を希望する、そうした子どもたちの選択肢を奪い、保護者の負担とともに希望する学びを諦めることにつながっていくのではないでしょうか。  3点目に、通学費の助成が教育の機会均等進路選択の自由を奪ってはいないということであります。県立高校通学区域が全県一区になったことにより、中学生進路選択の幅は広がり、本人、保護者の意思は尊重され、自由で平等な教育は保障されているわけであります。  以上、述べさせていただきました。私は、倉吉市に愛着と誇りを持つ、こうした子どもたちを育てていきたい、このことを申し上げて反対の討論とさせていただきます。
    ○議長(福谷直美君) 討論ありますか。  3番山根議員。 ○3番(山根健資君)(登壇) 皆様、おはようございます。私は、陳情第14号 倉吉市高校生等通学費助成事業に関する陳情について、賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  私は、全議員の中で恐らく唯一、現役の子育て世代であります。私の周りでは、通学費助成の問題について、私を含めて非常に高い関心があります。私の長子は中学生、2年生であります。私の周りの子育て世代肌感覚の意見としては、7・3もしくは8・2で通学費補助には賛成の方が多いように感じます。好きな高校に行くのに通学費補助が欲しい気持ちは大変当たり前のことだと思います。松山君の2回もの陳情、すばらしい勇気に感銘を受けております。しかしながら、鳥飼議員が先ほど申しましたとおり、同時に現在、鳥取県中部が抱える定員割れの問題には皆様関心が薄いところであります。  地元新聞によると、鳥取県教育委員会は、鳥取県中央育英高校の学級を、先ほど鳥飼議員が申されましたが、1学級分減らす方針を2023年度から明らかにしたとのこと。中央育英高校実質倍率は、令和元年0.94、令和2年0.79、令和3年0.52でありました。そのほか、倍率の1を満たしている高校は、令和3年度は鳥取県中部、高校6校のうち僅か1校だけにとどまります。容易に想像がつくのは、通学費の助成を、補助を実施した場合、鳥取県中部の高校の定員割れは、少子化も手伝い、さらに加速していくことが考えられます。この通学費補助と中部の高校の定員割れは相互に大変深い関係があると思います。  しかしながら、この問題はあえて別問題として捉え、鳥取県中部の高校にはないスーパーサイエンスハイスクールには通学費補助をすべきだと考えます。理由としましては、鳥取県中部には当該指定校が存在しないこと、学生の学問への向上心を止めないこと、そして最後に、今、助けが必要である学生を助けないといけないことであります。この採決で賛成を投じるのは大変勇気が要ることです。鳥取県中部の高校の定員割れがさらに加速していくのが容易に想像ができるからです。倉吉市議会として、この問題は教育委員会だけに押しつけるのではなく、一緒になって考え、行動し、さらによい鳥取県中部の高校をつくるきっかけになればと思います。  倉吉東高校がグローバル人材の育成を目指した国際的な教育プログラム、国際バカロレアの導入を、早ければ2023年に1期生が入学するとのこと。認定されれば、山陰両県で初となり、生徒の主体性を養う教育で国際的な視野を持つ人材の輩出を目指すことになるといいます。この採択で、こういった流れをさらに加速するきっかけになれば、そう思います。  学生がどこの学校を選択するかの鳥取県内の学生マーケットは既に苛酷な競争にさらされています。このサバイバルゲームに鳥取県中部の高校は生き残っていかなければなりません。この賛成をきっかけに、さらによい鳥取県中部の高校をつくる機運を皆様で高めていこうじゃありませんか。私の討論で皆さんに賛成を求めて、陳情第14号の討論を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(福谷直美君) ほかに討論ありますか。  鳥羽喜一議員。 ○2番(鳥羽喜一君)(登壇) 会派うつぶきの鳥羽喜一です。本件の陳情に対して、賛成の立場で討論をいたします。  まず、高校生が約700人もの署名を集めて、自らの発意をもって目の前の課題と向き合う姿、感服いたします。自分が動けば何か変わる、他人任せにしない陳情者の方の行動自体、まちを勇気づけるものであったと私は思います。その中で、まず、なぜ採択の立場でこの場に立っているかといった理由でございますけども、私自身、小学校と高校は倉吉市なんですけども、実は中学校については、両親に無理をいって東部の中学校に通っておりました。ですので、その陳情の中にもありましたけども、両親への負担、非常に痛いほど分かります。  また、思春期に倉吉市を離れたということによりまして、ほかの幼なじみの方々よりも倉吉市というまちに対して、よりふるさとの思いというのを感じたということもございます。もしかすると、今私がここに立っているのも、そういった背景があるのかもしれません。東部、西部の高校に行かなくても、倉吉市の高校で学べることがあるんじゃないかという声を耳にしますけども、ただ、校風でありましたり、部活といったものは一律ではないのは明確だと思います。  最後に、個人的な経験からの賛成というだけではなくて、福祉という観点からも、公立高校の進学、ほぼ100%高校に進学しているというこの状況の中で、家庭の経済状況によって進学が左右されてはならないということも理由の一つでございます。これらの理由によって、今回の陳情については採択という立場でおります。  しかし、一方で、委員会の中、どんな議論があったのかというところを確認させていただいたんですけども、やはり聞いている中で、議会としてもろ手を挙げて執行部通学費の助成を迫るには、まだ議論が尽くせてないんじゃないかという思いもあります。本件、福祉の観点では大いに進めていくテーマだと思いますが、先ほど鳥飼議員、そして山根議員からもありましたけども、高校生の市外への流出の可能性、そして定員割れに伴う学級削減、実際、中央育英高校は削減をされてしまいます。そして、削減されてしまうと、もちろん生徒数も少なくなるわけでございますが、高校運営費の削減にもつながります。この悪循環に一度入ってしまえば、さらに高校の魅力度を高めることも難しくなっていく可能性があります。もしかすると、この通学費と言われているこの一つの助成によって、まちの在り方さえも変わってしまう可能性があるのが、このテーマだと思います。  北栄町、中央育英高校がかなり倍率がどうも下がってきているという報告が山根議員からありましたが、私は北栄町役場に確認してきました。実は、北栄町というのは、倉吉市に先駆けて通学費の補助の範囲が拡大されております。鳥取西高校の普通科でありましたり、米子東高校の普通科についても、今、助成が出されている状況でございます。大栄中と中央育英高校って本当にお隣にあるんですけども、2年前まで、通学費補助を出す前までは、大栄中学校から中央育英高校に、大体1クラス分、20名から25名ぐらい当時は進学されていたようです。ただ、導入して以来、今年たったの5名となってしまっております。コロナ禍によって、中央育英の大栄中への説明会が通常どおり行われなかったでありましたり、赤碕高校との合併等々、もちろんほかにも要因はあるかと思います。しかし、客観的に見ると、何かしらの影響を受けていると考えるのが自然だと思います。  ただ、突き詰めて考えてみると、現状その因果関係は分からない。ただ、その分からない状況のまま、この通学費を果たして進めていいのかというところは、非常に懸念があります。通学費の助成によって高校生の流出が想定されるのであれば、事前に県の教育委員会や市内勤務の高校教諭、そして市内の中学生への進路指導部の方々とも提携をして進めていくテーマだとも思います。  しかし、現状、その辺りの議論が宙に浮いてしまって、通学費を出す、出さない、その極めて単純化された議論になってしまっているんじゃないかと思います。今回の陳情の採決を基に、特別委員会等を設置して議会として研究を進めていく必要があるのではないかと考えております。(拍手) ○議長(福谷直美君) 討論ほかにありますか。  朝日議員。 ○15番(朝日等治君)(登壇) 陳情第14号 倉吉市高校生等通学費助成事業に関する陳情について、私も採択する立場からこの討論に加わりたいと思います。  この陳情は、陳情者本人が自らの通学の実態を通し、この助成事業の対象を求めるものであります。陳情者は、まず倉吉市内の高校には指定がないスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けた米子市の高校に通学され、そこに在学されていることから、この高校をこの事業の対象とし、教育の機会均等を保障すること。教育の機会均等を保障することが、いずれ倉吉市にとって有為な人材になり、地域を守る大きな力になるはずだということ。対象を制限すると自由な学びの機会が奪われてしまうこと。また、中部の高校に特有の魅力を持たせて、東西部に発信し、生徒そのものと在籍する高校に誇りを思う生徒を増やすこと。県内各地から高校生が通学しやすい倉吉市の地の利を生かすこと。加えて、予算に対する執行額が過少であることから、費用的にも対象拡大が可能であること。これらを陳情の要旨と理由とされ、本事業における対象校を見直し、県東・西部に通学する生徒も対象になるようにすることについて陳情されておられます。  私ごとではありますが、今月12日、中部ハイスクールフォーラム2021に参加し、県中部地区の高校6校の魅力ある取組を見てきました。各校とも地域課題の解決や地域貢献の観点からテーマを設定され、高校生自らが地域社会で果たす役割や地域社会とつながるための具体的な取組を工夫しながら実践されておられました。県中部の高校のこうした取組がもっと広く、もっと着実に中学生や地域に伝わることで、県中部中学生が中部のここの高校に進学したい、地域や保護者からは、進学させたい、そんな気持ちが醸成されていくのかなと率直に感じながら会場を後にしました。したがいまして、陳情者の中部の高校に特有の魅力を持たせて、東西部に発信し、生徒そのものと在籍する高校に誇りを思う生徒を増やすこととの考え方とは異なりますが、陳情者の訴えにはおおむね共感いたします。また、この陳情を採択した場合においても、本市の中学生が県東西部への進学の気づきの一つになるとは思われますが、その影響はそんなに大きくはないと判断しています。  一方では、本市の子どもたちに進学の門戸を開くことに加え、高等教育で得た知識と経験を近い将来、本市で発揮してくださることを徹底していくべきだと思います。本来は、再付託を求め、継続しての審査を深めたいところではありますが、新学期を間近に控え、この陳情の取扱いを引き延ばすのは適切ではないとも考えます。私は、以上の理由から、この陳情を採択するべきと考えます。議員各位の再考を願い、討論といたします。(拍手) ○議長(福谷直美君) 山根議員、拍手はやめていただきますようにお願いいたします。  16番伊藤正三議員。 ○16番(伊藤正三君)(登壇) 陳情第14号 倉吉高校生等通学費助成事業に関する陳情に反対の立場で討論をさせていただきます。  今の内容を見ると、ほとんどいろんな立場で気持ちを皆さんが発表されたわけですが、自分は、今は、長くはしゃべりません。実際、定常的に考えると、心情的に、本当にこの陳情者の自由に学びを得たいとの思いですね、そしてそのための親族に対する経済的負担もかけたくない。自分の思いをつなげるために自ら努力をして、たくさんの署名を集めた。これは本当に分かります。本当に立派なことであります。しかし、鳥飼議員がその前に述べられたように、本当にこの中部地区、もちろん全体的な人口減少、これは全国の流れではございますが、やはり中央育英の話も出たように、この助成をやはり進めると、どうしてもそうは言ってもイニシアチブといいますか、やっぱり外に出るのを助成するということになります。私は、今は、この危機を乗り越えるために、本当でやっぱり倉吉市あるいは教育委員会が持っていらっしゃる、やっぱり現実的な危機感、これは本当に肌で感じます。これから先、誰かおっしゃっていましたね、これは教育に対する、学びに対する助成なのか、あるいは経済的理由で本当に自分の進むべき道に行けない、学べないという人たちを助ける施策なのか、これは全く別だと思います。この助成をしてもなお、学べない人はじゃあどうするんですかという話にもなると思います。そういうことも含めて、これから山根議員が言われておりましたね、しっかりと教育委員会だけでなしに、みんなで考えていきましょうと、そういう問題であると思います。  ただ、定量的にも、やはり今どんどん中部の高校から離れていくという状況も現実にあるわけですから、取りあえずこれを止めて、地元でしっかり学んで地域の学校をしっかりと愛して、今までの数多く輩出した先輩たちの思いもしっかりとつなげていくということも大切ではないかと思います。そういうことをもちまして、私はこの陳情に対して反対の立場で討論をさせていただきました。 ○議長(福谷直美君) ほかにありますか。  それでは、討論を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたしました。  これより採決に入ります。  まず、議案第79号、令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第10号)の専決処分について採決いたします。  本案は、承認することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号は、承認されました。  次に、議案第80号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第11号)を起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長(福谷直美君) 起立全員であります。よって、議案第80号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号 令和3年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から、議案第92号 鳥取中部ふるさと広域連合規約の変更についてまで、計12件を一括して採決いたします。  以上12件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号から92号までの計12件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第12号)を起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長(福谷直美君) 起立全員であります。よって、議案第93号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号 まちかどステーション及び倉吉線鉄道記念館指定管理者の指定について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第94号は、原案のとおり可決されました。  これより、陳情の取扱いについてお諮りいたします。  まず、陳情第10号 鳥取県内放射性廃棄物最終処分場を建設させない議会決議のための陳情を、起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  委員長報告は、趣旨採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長(福谷直美君) 起立多数であります。よって、陳情第10号は、委員長報告のとおりに取り扱うことに決定いたしました。  次に、陳情第11号 放射性廃棄物を生む原子力発電の停止を求める意見書提出について、起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  委員長報告は、趣旨採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長(福谷直美君) 起立多数であります。よって、陳情第11号は、委員長報告のとおりに取り扱うことに決定いたしました。  次に、陳情第12号 「市民の声」のHPへの公開と開かれた行政の推進について、起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  委員長報告は、採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長(福谷直美君) 起立全員であります。よって、陳情第12号は、委員長報告のとおりに取り扱うことに決定いたしました。  次に、陳情第13号 保育所等最低基準職員配置面積基準)と、保育士の処遇の抜本的な改善を求める意見書提出について、起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  委員長報告は、採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長(福谷直美君) 起立全員であります。よって、陳情第13号は、委員長報告のとおり取り扱うことに決定いたしました。  次に、陳情第14号 倉吉市高校生等通学費助成事業に関する陳情を起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  委員長報告は、採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長(福谷直美君) 起立多数であります。よって、陳情第14号は、委員長報告のとおり取り扱うことに決定いたしました。  日程第3 委員会の閉会中の継続調査について ○議長(福谷直美君) 日程第3、委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  生活産業常任委員会の福井委員長から、委員会における所管事務調査を行う旨の通知があり、併せて閉会中の継続調査の申出がございました。  所管事務調査事項は、旧国民宿舎グリーンスコーレせきがねの再生及びそれに伴う関金地区の振興についてであります。  お諮りします。申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、生活産業常任委員会の所管事務調査については、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  消毒及び換気のため、5分間休憩をいたします。                   午前11時32分 休憩                   午前11時36分 再開 ○議長(福谷直美君) 再開いたします。
     日程第4 追加議案の審議 ○議長(福谷直美君) 日程第4、追加議案の審議を行います。  まず、市長提出議案として、議案第95号から第97号を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  石田市長。 ○市長(石田耕太郎君)(登壇) それでは、ただいま上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、議案第95号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第13号)についてであります。11月25日の専決処分により、子ども1人当たり5万円を給付することとしたところ、来春の卒業、入学、新学期の準備に係る経済的負担をさらに軽減するため、発行を予定していた5万円分のクーポン券について現金での給付が可能となったため、専決分の5万円と合わせ、一括して現金給付するよう3億6,700万円を計上するものです。  次に、議案第96号 教育委員会委員の任命についてであります。本市教育委員会委員のうち、髙橋義博氏の任期が令和3年12月31日をもって満了となります。その後任委員について慎重に検討した結果、再度同氏を任命することが最適と考え、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、本議会の同意を求めるものです。  なお、髙橋氏の略歴はお手元に配付している資料のとおりで、人格、識見ともに秀でられ、今日までの委員としての活動にも評価をいただいているところです。  次に、議案第97号 公平委員会委員の選任についてであります。  本市公平委員会委員のうち、藤井晃氏の任期が令和3年12月31日をもって満了となります。その後任委員について慎重に検討した結果、土井秀人氏を選任することが最適と考え、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、本市議会の同意を求めるものです。  なお、土井氏の略歴はお手元に配付している資料のとおりで、人格、識見ともに秀でられ、幅広い経験に基づき適切に職務を遂行していただけるものと期待しています。  以上、今回提案しました諸議案につきまして、その概要を御説明しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(福谷直美君) 続いて、一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。ただいま質疑を終結した諸議案は、委員会付託を省略し、この際、討論、採決を行うことに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、そのように進行いたします。  それでは、一括して討論を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 討論を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 異議なしと認めます。よって、討論を終結いたしました。  これより順次採決を行います。  まず、議案第95号 令和3年度倉吉市一般会計補正予算(第13号)を起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者 起立〕 ○議長(福谷直美君) 起立全員であります。よって、議案第95号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第96号 教育委員会委員の任命について採決をいたします。  本案は、同意することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第96号は、同意されました。  次に、議案第97号 公平委員会委員の選任について採決いたします。  本案は、同意することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第97号は、同意されました。  続いて、提出議案として、議会発議第10号から第12号までを一括して議題といたします。  議会発議第10号及び11号について、提案理由の説明を求めます。  1番大津昌克議員。 ○1番(大津昌克君)(登壇) それでは、議会発議第10号及び11号を一括して説明させていただきます。  このたび福谷議長が議長に就任されて以来、議会運営委員会に幾つかの諮問事項を出されました。その諮問事項を議会運営委員会で慎重に調査をし、審査をし、このたびその案件について特別委員会を設置して調査検討していくということの協議が調いましたので、ここにて議会発議をさせていただきたいと思います。  まず、発議第10号については、議会改革推進特別委員会の設置についてであります。名称は議会改革推進特別委員会、定数は7人、付託事件については、開かれた議会を実現するため次の事項について調査検討する。1、議会基本条例案の作成、2、議会BCP案の作成、3、議会のタブレット導入運用について、4、議員定数に関すること、以上4件についての調査検討をいたします。審査期間については、審査終了まで閉会中も継続審査を行うとしています。以上の決議を求めるものであります。  続いて、議会発議第11号 地域の賑わい創出対策特別委員会の設置について、名称は地域の賑わい創出対策特別委員会委員定数については5人、付託事件については、魅力ある市街地を形成するため、次の事項について調査検討する。1、県立美術館周辺の整備と活用に関すること、2、中心市街地の観光政策に関すること。審査期間は、審査終了まで閉会中も継続審査。以上、決議するということであります。  皆様方の御協賛を賜りたいと思います。  以上、説明を終わります。 ○議長(福谷直美君) 次に、議会発議第12号について、提案理由の説明を求めます。  5番鳥羽昌明議員。 ○5番(鳥羽昌明君)(登壇) それでは、議会発議第12号 保育所等最低基準保育士等の処遇の抜本的な改善を求める意見書についてでございます。  内容は、皆様のお手元にお配りしております資料を御確認ください。  1、国は、保育所等最低基準職員配置面積基準)と保育士等の処遇を抜本的に改善すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。令和3年12月20日。鳥取県倉吉市議会。  内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、少子化対策担当大臣、衆議院議長、参議院議長。  以上、議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(福谷直美君) 続いて質疑を求めます。  まず、議員発議第10号及び第11号について一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議会発議第12号について質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。ただいま質疑を終結した3件の議会発議は、委員会付託を省略し、この際、討論、採決を行うことに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、そのように進行いたします。  それでは、一括して討論を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 討論を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたしました。  これより順次採決をいたします。  まず、議会発議第10号 議会改革推進特別委員会の設置について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議会発議第10号は、原案のとおり可決されました。  次に、議会発議第11号 地域の賑わい創出対策特別委員会の設置について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議会発議第11号は、原案のとおり可決されました。  次に、議会発議第12号 保育所等最低基準職員配置面積基準)と、保育士等の処遇の抜本的な改革を求める意見書提出について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議会発議第12号は、原案のとおり可決されました。  続いて、先ほど設置されましたそれぞれの特別委員会委員の選任を行います。  倉吉市議会委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名し、選任いたします。  まず、議会改革推進特別委員会委員に、朝日等治議員、大月悦子議員、大津昌克議員、竺原晶子議員、鳥羽昌明議員山根健資議員、藤井隆弘議員、以上7人であります。  次に、地域の賑わい創出対策特別委員会委員に、伊藤正三議員、田村閑美議員、鳥羽喜一議員、丸田克孝議員、米田勝彦議員、以上5人であります。  これより休憩いたしますので、特別委員会を開き、委員長、副委員長の互選を行っていただきます。  特別委員会の開催について連絡いたします。まず、議会改革推進特別委員会を開催してください。その後、地域の賑わい創出対策特別委員会を開催していただきます。会場はともに議会会議室であります。以上、連絡いたします。  暫時休憩いたします。                   午前11時49分 休憩                   午後 0時09分 再開 ○議長(福谷直美君) 再開いたします。  この際、各特別委員会委員長、副委員長の互選結果について御報告いたします。
     議会改革推進特別委員会委員長に藤井隆弘議員、副委員長に大津昌克議員。地域の賑わい創出対策特別委員会委員長に丸田克孝議員、副委員長に田村閑美議員、以上のとおりであります。  この際、お諮りいたします。2番鳥羽喜一議員から緊急質問の申出があります。  内容は、新型コロナウイルスワクチン3回目の前倒し接種についてであります。  この際、本件を緊急質問に同意の上、日程に追加し、発言を許可することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、緊急質問に同意の上、日程に追加し、発言を許可することに決定いたしました。  質問時間は5分間といたします。 ○2番(鳥羽喜一君)(登壇) 会派うつぶきの鳥羽喜一です。市民の方々の関心も高く、緊急性かつ重要度が高いと判断いたしまして、緊急質問をさせていただきます。ワクチン接種の前倒しについてでございます。  12月17日金曜日、先週の金曜日ですね、政府の意向から、厚生労働省を通じて各自治体にワクチン接種の前倒しの事務連絡が届いていると思います。  先週の補正予算の質疑では、今回の補正予算については8か月で見積りが出されており、現状の補正予算では前倒しでの対応ができないと。前倒しについては、今後検討していくとの御答弁をいただいていたと記憶しております。  事務連絡では、前倒しをするかどうかというのは各自治体の判断に委ねられているとの記載がございましたが、ここから質問ですけども、倉吉市のワクチン接種前倒しについての見解を改めて教えていただきたいというところです。また、前倒しを行う場合、専決処分とするのか、もしくは臨時議会でされるのか、どのような方針でしょうか。そちらも併せて御答弁いただければと思います。以上です。 ○市長(石田耕太郎君)(登壇) 鳥羽喜一議員からワクチン接種について御質問いただきました。  12月17日付の国からの通知が本日、到着いたしました。内容は、医療従事者と高齢者施設等の入所者については、6か月以上経過した方の追加接種を実施するということ、それからその他の高齢者については、来年2月上旬から7か月以上経過した方を対象に前倒し追加を認めると、こういった内容でございます。  基本的には対応していきたいと思っております。接種券等の発行についても随時発行するように、今、準備を進めておりますので、十分対応できるだろうと思っております。ただ、問題というか課題というか、肝腎のワクチンがきちっと必要なときに必要なだけ供給されるかどうかということが一番問題かなと思っているところであります。それさえ来れば十分対応は可能だと思っております。  なお、予算の対応については、執行しながら必要な状況に合わせて専決なり臨時会なり、また議会とも御相談しながら対応していきたいと思っているところでございます。以上でございます。 ○2番(鳥羽喜一君) 御答弁いただきました。少し皮肉を言うようでございますけども、せっかくこのように補正予算としてしっかりと今回、議会の議決をもって進めていく中で、もうあらかじめこの前倒しというのは、非常に予見されていたことだと思います。若干後手後手の対応と取れるとも私は感じております。なので、見積りというか、予算をしっかりと取るだけの準備期間はあったんじゃないかなとも思います。というのも、ほかの追加の補正予算もこうやって出てきているわけでございますから、市民の関心も非常に高く、そして世界的な課題となっているこのワクチンの接種についてであります。何よりも先に対処するというのが、通常の行政のフローなのかなと、私はまだ市民感覚に近い立場として思っています。このようなことを言うから、また倉吉市の過重労働が増えるんだと言われてしまっては非常に恐縮なんですけども、政府の意図に沿った一刻も早い御対応をお願いしたいと思います。以上です。 ○市長(石田耕太郎君) お気持ちはよく分かるんですけれども、物事がはっきりしてないとなかなか予算が組めないというのが現実でありまして、国の通知が今朝届いたわけでありますので、それが届かない状態でなかなか予算編成というのも難しいということも御理解いただきたいと思います。  ただ、やはりスピード感を持って対応しないといけない案件でありますので、その辺についてはいろんな手法を通じて対応していきたいと思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(福谷直美君) いいですか。 ○2番(鳥羽喜一君) はい。 ○議長(福谷直美君) 以上で緊急質問は終了いたしました。 ○議長(福谷直美君) 以上で本定例会に付議されました事件は全て終了いたしました。  これをもって令和3年第10回倉吉市議会定例会を閉会いたします。                   午後0時17分 閉会                   署        名 この会議録の正当なることを認め署名する。  倉吉市議会議長    〃 議 員    〃 議 員...